椿の海の記

椿の海の記

Author
石牟礼 道子

Publisher
河出書房新社

Publish Date
2013-04-05

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COMMENT

一つだけ文学作品。『苦界浄土』(講談社文庫)はもちろん読んでいるとして、石牟礼道子の描く世界の美しさには圧倒される。個人的には世界的作家だと思うが、彼女の描く方言世界を翻訳することは不可能なのだろう。水俣は彼女をもったことで、近代文明によって破壊される以前の生活をわたしたちの記憶にとどめることが出来た。福島はそうした作家を持つだろうか。